代表挨拶 ~ソフト競馬の「願い」~


ソフト競馬考案者の福元です。

 

私は元地方競馬騎手でした。

所属していた「高崎競馬」が廃止になった時、

たくさんの「馬」と「人」が行き場を失くしました。

 

そんな「“競馬の廃止”はもう繰り返してはいけない」と常に思っていて、

まずは、

このソフト競馬が、「競馬の廃止を食い止める為の力」の一つになれればいいなと思っています。

 

騎手を辞めた後は、乗馬のインストラクターとして働いていましたが、

乗馬の仕事をしていると、

「乗馬(馬術)(界)」と「競馬(界)」との「隙間」を感じました。

(騎手の時も「乗馬は“別の世界”」と思っていましたが…)

 

日本の乗馬馬(じょうばうま)の、おそらく7割くらいは「元競走馬」です。

もちろん、乗馬をしている方で競馬ファンの方もいます。

それでも、やっぱり、

「競馬」と「乗馬」が、なかなかリンクしていなかったのです。

 

いつからか、

“競馬と乗馬の「隙間」を埋めたい!”

と思う様になりました。

 

そこで考えたのが、「競馬」+「乗馬(馬術)」の競技である、

この「ソフト競馬」です。

 

「ソフト競馬」をきっかけに、

「競馬ファン」の皆様には、もっと「乗馬」の良さ・楽しさを知って頂きたい。

普段「乗馬」をされてる方には、もっと「競馬」の事・楽しさを知って頂きたい。

そんな風に思っています。

 

「競馬」も「乗馬」も、お互いのファンがもっと増えて、

「競馬」と「乗馬」の“社会的地位と認知度が向上”すればいいな。

そして、

「競馬の売り上げ」がもっと上がって、なんなら競馬場が増えればいいな。

「乗馬の料金」がもっと下がって、乗馬人口がもっと増えればいいな。 

それで、

・競走馬(サラブレッド)や乗馬馬達が活躍できる場所

・全ての馬達が長生きできる場所

が今まで以上に増えるといいな。

そんな風に願っています。

 

「馬達の為に」

「競馬ファンの為に」

「乗馬ファンの為に」

なんなら「社会の為に」

「ソフト競馬」が

それぞれの皆様の為に、少しでも力になれれば、嬉しいな。

 

 

日本ソフト競馬会

代表 福元弘二 

 

 

  →ソフト競馬の「基本ルール」